「日本の高価値医療」シリーズ② 頭痛外来チャレンジケース
- 著者:稲福 徹也
- 定価:3,000円+税
- 2017年7月1日 第1版第1刷 182ページ
- ISBN978-4-904865-32-3 C3047
目 次
- 第1章 頭痛診療の基本を学ぶ症例
- 1 研修医が片頭痛と診断できなかった頭痛症例
- 2 トリプタンが“効かない”片頭痛
- 3 片頭痛予防薬の適応となる例
- 4 緊張型頭痛 ― 二次性頭痛やうつ病を除外する
- 5 急性副鼻腔炎 ― 患者との良好な関係構築こそ 高価値なケア
- 6 死亡率,後遺症率が高い細菌性髄膜炎を見逃さない
- 7 オタワくも膜下出血基準を7考慮し診断した,独歩受診のくも膜下出血による急性頭痛例
- 第2章 頭痛診療の応用力を学ぶ症例
- 8 薬剤の使用過多による頭痛(MOH):頭痛を治そうと飲んだ薬で頭が痛い?
- 9 群発頭痛の予防療法は患者のQOLを向上させる
- 10 反復性の一側頭痛 ― 三叉神経痛を的確に診断治療する
- 11 高齢者の頭痛 ― 巨細胞性動脈炎を見逃さない
- 12 動脈解離に伴う頭痛を見落とさない
- 13 頭痛治療に漢方薬を活かす
- 第3章 多様性を学ぶ症例
- 14 可逆性脳血管攣縮症候群 ― 念頭におくかどうかで救急外来診療の質が上がる
- 15 脳腫瘍による頭痛
- 16 低髄液圧症候群による頭痛
- 17 片頭痛が脳梗塞のリスクとなり得る ― 片頭痛診療の質を高める
- 18 脳過敏症候群 Cephalic Hypersensitivity Syndrome
- 19 稀な頭痛に遭遇したとき ― 骨パジェット病の一例
- Appendix
- 炎症に伴う頭痛
- 家族性片麻痺性片頭痛(FHM)
- INDEX
- 編集協力:Alex Gregg
- 森脇 段
- 表紙:リュウキュウキンバト
- (本永英治氏撮影)